開発経緯

お口と全身の関連

私は、歯科医師として、真のお口の健康を追求してきました。

今迄は、お口の中ばかりを診ていましたが、それでは限界のある事に気づきました。そこで、お口と全身の関連について学び、全身調整技術を習得しました。なぜなら、全身に歪み(バランスのズレ)がある人は、それが原因で、アゴの位置もズレ(顎偏位)を起こしてしまうからです。その人にとって本当に良い咬み合わせ(顎位)を追求していく治療=「咬合治療」に全身調整を取り入れ、全身からも、お口の問題にアプローチしてきました。

筋肉のリラクゼーション、リンパマッサージ

長期にわたって、アゴの位置のズレ(不正咬合)があった症例においては、全身調整を行い、骨格的に正常な位置(良い咬み合わせ)にアジャストしても、負担のかかっていた咬み合わせ等の筋肉は、萎縮−コリを起こしてしまっており、直ぐには改善されませんでした。中には、お顔の歪み等容姿を気にされている方も多くおられました。骨格調整だけでなく、筋肉の凝りをほぐし、リンパマッサージをする事で、機能回復と同時に見た目の問題も早く改善するようになりました。この頃から「咬合治療」において小顔になる等の美容が目的で来院される方が増えてきました。

美容歯学

この様に、歯科の領域において真の健康を追求し、その結果として得られる真の美を、患者さんに提供する技術と、その学問を「美容歯学」と名づけました。美容歯学の勉強会を主催させて頂き、美容という側面から喜んで頂ける歯科治療について研究を続けてまいりました。

歯肉マッサージ

ある日、当院の衛生士が、歯周病予防が目的で患者さんに歯肉マッサージをしてさしあげると、「気持ちよかった。肩こりまで楽になったわぁ!」ととても喜んで頂けたという報告を受けました。これがきっかけで、歯肉から全身へのアプローチをする事に大変興味を持ちました。当勉強会の講師で、リフレクソロジーにも詳しかったエステティシャンの土井眞由美にこの話をしたところ、歯肉の特定の部位が、身体のどの部位に対応しているか研究を開始しました。

ガムチャート

その後、多くの症例で検証した結果、歯肉の特定の部位(反射区)が、身体のどの部位に対応しているかをつきとめ、これをまとめたのが歯肉反射区図『ガムチャート』です。

ガムチャートの完成に伴い、この技術を「デンタルリフレクソロジー」と名づけ、平成21年6月26日、商標として正式に認められました。(商標登録第 5241437号)

デンタルリフレクソロジーは、主にエステの分野から開発されましたが、その効果は、美容だけでなく様々な効果が認められており、現在も更に研究を進めております。

美容歯学普及協会 山田一夫